型にはめるだけ!等式の証明をわかりやすく解説
はじめに
今回は、等式の証明の問題です。
証明問題は、苦手な人が多いかもしれませんね。
まずは、型にはめて慣れるところから始めましょう。
等式の証明の解法
の証明について
公式 ① か の一方を変形して証明する
公式 ② 両辺 をそれぞれ変形して証明する
公式 ③ 右辺を にして、であることを証明する
公式 ①の方法を例で見てみましょう。
例) を証明せよ。
(左辺)
(右辺)
等式の証明の型
公式 ① の型
(左辺) ○○○
△△△
××× (右辺)
よって、与式は成り立つ。
公式 ② の型
(左辺) ○○○
△△△
××× ①
(左辺) ☆☆☆
♩♩♩
▲▲▲ ②
① ② より与式は成り立つ。
公式 ③ の型
(左辺) (右辺) ○○○
×××
△△△
(左辺)(右辺) より (左辺)(右辺)となるので、
与式は成り立つ。
問題
のとき
等式
を証明せよ。
答案の例
文字を減らす
より
与式に を代入
よって、
は成り立つ。
解説
文字を減らす
今回の問題を見ると、文字が , , と つあるのがわかりますね。どの問題でもそうですが、文字が多い式は扱いづらいです。
なので、工夫して文字が減らせるのであれば減らしたいところです。
条件()を使って、文字を減らして解きやすくしましょう。
より
に代入して文字を減らそう
与式に を代入
代入したら、公式 ① を使用する。
よって、
と言える。
おわりに
今回は、等式の証明でした。
型にはめて解けるようになりましょう。
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