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オンライン授業とは?オンライン上で気をつけるべき5つのポイント

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2020年度頃からオンライン授業を展開する教育機関が増えてきました。

突然ですが、”オンライン授業” と聞くと、どんなことを想像されるでしょうか?

「便利そう」、「最新でカッコいい」など良いイメージを抱く反面、「質は担保されてるの?」、「アプリのインストールとかアカウントにログインとか難しそう」などマイナスイメージを抱いている人も多いでしょう。

 

今回は、5年前からオンライン授業をやっていた私だからこそわかるオンライン授業を受ける上で気をつけるべき点についてお伝えしたいと思います。

 

これから大学でのオンライン授業を控えている方やオンラインでの受験対策授業を検討している方は、こちらを読んだ上でオンライン授業との向き合い方を再考していただければと思います。

 

オンライン授業とは?

オンライン授業は大きく2種類に分かれます。

  1. 同期型授業
  2. 非同期型の授業

昨今、これらを組み合わせた授業を行なっている大学も多くなってきています。

(参照:村上正之『大学におけるオンライン授業の設計・実践と今後の展望』

同期型授業

同期型授業は、「同時」かつ「双方向」で映像・音声のやり取りを行う『リアルタイムの授業』ことで、主に教師が主体で行われる授業のことです。

 

非同期型授業

非同期型授業は、メディアを利用して講義内容を教授する授業のことで、代表例としては、『オンデマンド授業』のように、教師が録画したものを生徒が電子デバイスで視聴する授業が挙げられます。

 

同期型・非同期型併用

『オンデマンド授業(非同期型授業)』を受けた上で、『リアルタイム授業(同期型授業)』を受けるといった併用型です。

 

ここではオンライン授業を種類別で紹介しましたが、

対面授業とオンライン授業を組み合わせた授業も各教育機関で行われるようになってきています。

 

オンライン授業のメリット・デメリット

オンライン授業の種類を踏まえた上で、メリット・デメリットをまとめます。

 

オンライン授業のメリット

場所の制約がない

自宅から受けられるため、特定の場所に移動する必要がありません。

『リアルタイム授業』ですと、周りの騒音などない場所が適切なので、自宅から受講する場合が多いかと思いますが、『オンデマンド授業』においては、録画した講義を視聴する形なので、カフェなど、自分にとって集中できる場所を選べば良いでしょう。

 

時間的制約もなくなる

『オンデマンド授業』の場合、前述した通り録画の講義になるので自分の好きなタイミングで受講することができます。

 

費用が安く済む

対面授業をする場所まで行く必要がなくなるため、交通費を支払う必要がありません。

 

オンライン授業のデメリット

通信環境の制約がある

Wifiを必要とするので、通信環境によっては授業を中断する必要が出てきます。

通信状況が悪いと、画面がかくついたり、音声が途切れたりします。場合によっては、WifiやPCを再起動する必要もあります。

 

教師の身振り手ぶりが確認できない

我々はコミュニケーションを取る上で、話し手のビジュアル面から50%以上の情報を得ていると言われています。(メラビアンの法則)そのため、教師の伝えようとしている重要部分に察知しにくい場合があります。

 

アプリのインストールが難しそう

”アプリ” とか "インストール" など具体的に何をやればいいのかわからずに難しさを感じる場合があります。また、複数のネットツールを用いる場合、複数のアカウントを所持する可能性が出てくるので、アカウント管理も面倒になってくるかもしれません。

 

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気をつけるべき5のこと

授業を受ける際

メリハリをつける

自宅から授業を受けることが多くなるため、娯楽の時間と授業の時間のメリハリが重要となります。授業によっては、画面をオフにした状態での受講が推奨されている場合もあり、どうしてもサボりがちになってしまいます。そのため、自宅の中で学習をする場所と娯楽をする場所を分けるなど、対面授業よりも一層メリハリが重要になります。

 

適度な運動

オンライン授業だと、知らず知らずのうちに長時間椅子に座りっぱなしになってしまいます。また、長時間画面を見ているのも目や腰に良くありません。軽いストレッチを定期的かつ意識的に取り入れると良いでしょう。

 

話し手の際

音声チェック

対面と同様に相手にどのように聞こえているのかを事前にチェックする必要があります。事前に友達などの知り合いに聞いてもらうのが良いでしょう。

使用しているツールによっては、背景雑音を抑制してくれる機能がついています(zoomにはついています)。そういった機能を活用して、聞き手に話を集中して聞いてもらえるよう工夫をする必要があります。

 

カメラに映っている割合

こちらも対面同様ですが、話している時は発表スライドや聞き手からの反応等に集中してしまいがちです。

オンライン上ですと、画面に自分がどれくらい映っているのかを確認しながら進めることが可能ですので、チラチラと自分を見ながら、写り具合をチェックしましょう。

 

プレゼン方法

対面ですと、聞き手の視線を動かす工夫はいろいろと可能ですが、オンライン上ですと、動きのあるプレゼンを演出するのが難しいです。そのため、オンライン上でのプレゼンにはほぼ確実にスライドが必要だと言えるでしょう。時間的制約にもよりますが、簡単なものでも良いので準備すると良いでしょう。

 

おわりに 

以上がオンライン授業の定義と注意点でした。

オンライン授業は便利な反面、独特な注意点もいくつかあります。

 

大学生の場合は、各大学の授業形態に合わせる必要があるので、選択の余地がないかもしれません。その場合は、各授業の特性に合わせて受講する必要があります。

 

また、受験生の場合は、自分で授業の種類を選ぶことができます。

対面のみにするのも良いですし、対面とオンラインを併用する方法も良いかと思います。

自分に合った授業形態を再検討してみはいかがでしょうか?

 

 

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