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途中式を飛ばさない数学ブログ

【三角関数】サインコサインが入った方程式

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本日の問題

【問題】
0 \leqq \theta < 2\piのとき、次の方程式を解け。

2\cos^2 \theta+\sin\theta-1=0

 

 

つまずきポイント

今回の問題は、サインコサインが入った方程式です。

サインコサインを揃えることができればそこまで難しい問題ではないです。

 

三角比の相互関係を使った式変形が必要になるため、

以下の公式を確認しておきましょう。 

 

三角比の相互関係

三角比の相互関係

\sin^2 \theta+\cos^2 \theta=1 \ast 今回使用する公式

\tan\theta=\dfrac{\sin\theta}{\cos\theta}

\tan^2\theta+1=\dfrac{1}{\cos^2 \theta}

 

 解説

2\cos^{2}\theta+\sin \theta−1=0

\sin^2 \theta+\cos^2\theta=1 より

2(1-\sin^{2}\theta)+\sin \theta−1 =0

 2-2\sin^{2}\theta+\sin \theta−1 =0

  -2\sin^{2}\theta+\sin\theta+1=0

 

\sin\theta=t とおくと、

-2t^{2}+t+1 =0

(2t+1)(-t+1)=0

t=-\dfrac{1}{2}, 1

 

ここで、

0 \leqq \theta < 2 \pi より

-1 \leqq t \leqq 1 となるので、

 

t=-\dfrac{1}{2}, 1

\ast t の範囲を求めて、解が範囲に入っているかどうかの確認を忘れずに

 

おわりに

 もっと詳しく教えてほしいという方は、

下記の相談フォームからご連絡ください。

いつでもお待ちしております。

 

お問い合わせフォーム

https://forms.gle/2RVgwcMPcL5YxWbV7